私は子供の頃、雛人形が嫌いだった。
なぜかというと‥‥‥。
我が家は典型的な女系家族だった。それも本家な上に、旧家である。
【現在も家に置いてある黒光りした台(勝手に台にしているだけ)の
裏には墨文字で安政元年とか書いてあるし‥‥。聞くところによると、
昔の文机で材質は黒檀らしい。
安政元年って1854年みたいよーっ!】そして祖母が婿養子を迎えている家でもある。曾お爺ちゃんは、2号さんも
いたので、やたら子供ががいたのだ!曾お爺ちゃんやるなー(爆)
昔で言うところの「お妾さん」ってやつ。
2号さんの方には男の子もいたのだけど、諸事情で私の祖母が
跡継ぎになったらしい。本妻の意地でしょうな。知る由も無いが‥‥。
えーっ!と思ってしまうが、曾お爺ちゃんの人徳だか知らないが
本妻、2号さんの子供同士は仲が良かったのが唯一の救いでもある。
(お母さんにとっては、いい迷惑だけどね、小姑いっぱい!)
昔はそういうのが「男の甲斐性」だった時代もあるのよね。
父ちゃんも兄弟は女ばかり。この場合姉妹ですね。
前置きが長すぎるが、兄ちゃんが最初に産まれた時の、
皆の喜びようなど想像はつく。
兄ちゃんの5月の節句の人形は3段だか、5段飾りの
それはそれは、立派なものである。今じゃあまり見かけない気もする。
その他にも大小ケースに入れられた人形が沢山ある。
押入れ(1間)の天袋2個分ギッシリ入っているのだから、
量は想像できると思う。
私の雛人形はというと、贅沢を言っていたらキリがないが
お内裏様とお雛様のケース入りのと「藤娘」「道明寺」だけ!
「置く場所がない」という理由らしいし、今では理解も出来るが
子供の頃は兄ちゃんと差別されているようで、正直面白くなかった(笑)
それでも母は、兄の人形は飾るのが大変なので、毎年飾らなくても
私の雛人形だけは必ず出してくれていた。
今年は疲れているのか、まだ出していない。
私はちょっとだけ気になって1つ出しました(爆)
ほら、早めに出さないと「嫁に行けない」って言うから〜!
じょ・冗談よ!
40年は経っているって年代物よね(爆)

藤娘でーす。
昔は怖いと思っていた日本人形も良く見れば可愛いような
気がするわぁ〜。
明日には他のも出してあげたいわ。
あっ!安心して。飾るのは客間だから〜。
私の部屋に飾る場所などありません!
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